「そこ右」

 ルーシアが発信機の信号によって方向を指示していく。

「そこに階段。這うように進む事」

 このまま順調に最上階まで上がり、フランドールを殺害できる。

 そう、甘い考えを持っていた。 

 銃声。

「!?」

「だれが撃てと命令したの!!」

 ルーシアは憤慨し、激昂する。

 しかし音信不通。

 突如、悲鳴が沸き起こる。

「え!?」

 爆撃音。

 ルーシアはビルを見る。

 爆撃音が絶え間なく轟いている。

「何・・・まさかあの異能・・・武装しているの?」

 それは驚愕。

 高也は遠巻きに笑っていた。

「知ってたんだ」

 シャトーが冷たい小声で高也に呟く。

 高也は戦車に寄りかかりながら爪を切っている。

 その瞳はどこか異常だった。

「ああ、予想はしていた。なんの準備もなく篭城する馬鹿はいない。しかも姉貴を拉致した時点でおそらく水村の武器を持っていたという事は想像に難くないだろ」

「・・・なんで言わなかったの」

「あの唯我独尊を地で行くような女を驚愕させてやりたかった」

 その双眸はとてつもなく禍々しかった。

   

 

 

 フランドールは罠を次々と発動させる。

 フランドールはあの連中程武器をもっていなかったから頭を使う必要があった。

 隠れ、潜み、単純だが必殺の武器をしかけた。

 連中は象みたいにのろまで不器用だった。

 連中を殺し、侵攻を妨害できれば、それで勝利だった。

 外から進入しようとしてきた連中には機関銃を乱射し、手榴弾を投擲する。

 しかし連中はさすがというか、まるで大使館を占拠している解放戦線軍に攻撃をしかけるアメリカ軍のようだった。

 最上階にいて正解だった。

 もし2階3階だったら外から銃撃の嵐が鳴り響いていた事だろう。

 しかしやつらは痺れを切らしたのか、高射砲の砲台をビルの最上階に向けてきた。

 何でそんな物まで持ってきているのかは疑問だが、もはやそういう問題ではない。

 フランドールは高射砲めがけて、小型ミサイルを投下した。

 とてつもなく重かったが持ってきて良かったと思う。

 高射砲はミサイルに向かって砲撃する。

 突如、大爆発を起こし、高射砲は破壊された。

 慌てふためく局員共に少し優越を覚えた。

「ねえ」

 すると後ろから声が聞こえた。

 あの女だ。

「何だ?」

「どうしてわたしを誘拐したの?」

「さっき言っただろう。英国から逃亡したはいいが、こっちでも英国の魔手が迫ってきたが、逃亡資金が底を尽きたので仕方なくこうしているんだ」

「どうして襲われるの? 何か悪い事でもしたの?」

 他屋の台詞に少し呆れてしまった。

 さすがは世界最弱の異能駆除国だ。

「何もしていない。だが、英国とはそういう所だ。異能だとバレれば問答無用で殺される。そういう所だ」

 それきりフランドールは何も言わなかった。

 

 

 

「あの異能・・・徹底抗戦する気なら・・・こっちもミサイルをぶち込んでくれるわ」

 ルーシアかなり物騒な事を言う。

 さすがにその言葉に高也が猛然と突っ込んできた。

「馬鹿! ミサイルなんかぶち込んだら俺の姉貴まで死んじまうだろうが!!」

「うるさい! あんたの身内なんかどうでもいいの、異能をブチ殺してしまうんだから」

 ルーシアは携帯を手にとる。

「今すぐミサイルをビルにぶち込みなさい!!」

 その言葉の突如、攻撃機は離陸し、ミサイルを砲撃する。

 ミサイルはビルに大穴を開け、大音声を撒き散らす。

 その直後、高也の携帯に予想通りの凶報が流れた。

「さっきの爆発で20名が負傷しました」

 高也は頭を掻く。

 ルーシアは依然、危険な指示を送りまくっている。

「戦車、砲撃!!」

 

 

 

 本来篭城というのは中々成功しない。

 日本で有名なのは武田信玄でも落とせなかったという小田原城があるが、豊臣秀吉によって陥落した。

 しかしフランドールは頑張った。

 たった1人で100人近い局員と対等に渡り合っている。

 フランドールは先ほどのミサイルによって崩れ落ちた壁の隙間から眼下を見下ろす。

 すると戦車が鎌首をもたげているではないか。

 フランドールは急いで対戦車砲を持ち、応戦した。

 その強烈な爆撃音。

 その凄まじさといったらあさま山荘の比ではない。

 戦車と応戦している最中、攻撃機が空爆を開始した。

 まったく次から次へと容赦がない。

 砲撃の嵐はビルの天井を完膚なきまでに破壊し、大穴を開けた。

 それはフランドールには幸いだった。

 ビルの中から天に昇るように強大な光が放出された。

 その光は誰もが目を覆う程の巨大光線。

 まさに太陽。

 そんな光にやられたのか、ヘリ2台と攻撃機1機が操縦を誤った。

 その隙を逃すはずもなく、フランドールは上空にめがけて対戦車砲を発射。

 見事ヘリを撃墜した。

 さらに機関銃を手に取り、空に向かって乱射。

 攻撃機は後退を余儀なくされた。

 

 

 

「くっそ〜!!」

 ルーシアはそのプライドをズタズタにされたためか、物凄い不機嫌だ。

ビルをちらりと見る。

しかし途端、その猛光に耐えられず、目を反らさず負えない。

しかしフランドールは絶え間なく攻撃をしてくる。

今度は上空から手榴弾の雨が降ってきた。

次々と破壊される兵器。

「機関銃兵!! 奴が顔を出した瞬間に乱射!!」

 怒号が鳴り響く。

 しかし機関銃兵は頼りない盾の後ろから攻撃するため、例え攻撃力は絶大でも防御力は極めて乏しい。

 その証拠に、上空からぶり注ぐ爆弾や手榴弾の嵐の前に、あえなく機関銃兵は壊滅してしまった。

 さらに、矢継ぎ早に、どこから出したのかガス缶を投棄してきた。

「「ふ、伏せろーーーーー!!」」

 高也とルーシアが同時に叫ぶ。

突如、大爆発を起こした。

高也もシャトーもルーシアもさすがにこれには負傷した。

戦車もかなりの衝撃をうけたようだ。

 

 

 

その爆撃音を聞きつけたのか、野次馬やマスコミがわんさかと集まってきた。

高也は怒りの様相で部下に命じる。

「あいつらを追い出せ!! 報道管制を敷け!!」

 その言葉と同時に武装した局員がマスコミや野次馬を押しのける。

 中には地主なんかも混じっていた。

 

 

 

 フランドールは攻撃を止めない。

 しかしわらわらと集まる野次馬共に気付いたのか、幾許かの困惑を生んだ。

「な、何だアレは!?」

 とにかく邪魔だから威嚇射撃で追い出そう。

 さすがに兵士は幾ら殺しても問題ないが民間人の殺傷は国際法で禁じられているからな。

 フランドールはそう思い、手榴弾を野次馬の方に投擲した。

 野次馬はその冗談ではない本物の殺傷兵器の威力に驚愕したのか、あるいは恐怖したのか、蜘蛛の巣を散らすように退散していった。

 火炎放射器もあるが、火は上に向かう性質があるからおそらくここからでは地上まで届くまい。

 フランドールはそう思い、火炎放射器を階段に設置した。

 

 

 

「風倉!!」

 ルーシアが高也に叫ぶ。

「ミサイルを発射しよう」

「何言ってんだもうミサイルはさっき使ったじゃねえか、というかミサイルはやめろ」

「うるさいなあ、もうミサイルしかフランドールは殺せない。大陸間弾道ミサイルでビルごと木っ端微塵にしよう」

 さすがにそれには賛同できない。

「アホか!! ミサイルはやめろ!!」

「核じゃなければ問題ないでしょうが!」

 高也はどうしてもミサイルには賛同しかねた。

 たしかに姉1人のために数十人も負傷し、数人の死者を出し、数億円もの損失を出してしまった。

 だが、それでも姉を殺すというのはできない。

 しかしすでにルーシアは本局で連絡してしまった。

「あ、長官? 今すぐ弾道ミサイルを発射して!! え? そう、地点は説明するから早く!! 韓国にも日本にもミサイルあるでしょ!!」

 ああ、賽は投げられた。

 高也は必死になって考える。

 久しぶり、何年ぶりかの脳みそフル回転だ。

 ミサイルが到達する前に姉貴を連れ戻す。

 そんな事が可能だろうか。

 ただせさえ、あの光の中で進む事自体不可能であるというのに。

 ん? 待てよ。

 あの光は異能によって生み出された光だ。

 ああ、そうか。

 なら、何とかなるかもしれない。

「シャトー」

 高也はシャトーに言う。

 その声はどこか冷静で、先ほどまでの禍々しさは微塵もなかった。

「な、何?」

 だからシャトーは少し困惑してしまった。

「ミサイルがビルを爆破するのにどれくらいかかる?」

「難しい・・・質問だね。ミサイルの速度を鑑みれば・・・ざっと15分といったところかな」

 高也は車から空鞘を取り出し、ビルへ向かう。

「ちょっ何処行くの!?」

 シャトーは叫んだ。

 ルーシアも何事かと言った然で高也を見る。

「俺が姉貴を連れ戻す」

「あの光の中をどうやって!?」

 高也は笑った。

「あの光は所詮異能だろうが」

 空鞘を抜く。

 光の剣が出現する。

「攻撃機を上空に待機させとけ」

 高也はビルの中に消えていった。

 シャトーは車に寄りかかり、はあ、とため息をついた。

「つまらない男」

 

 

 

「やはりそうか」

 高也はにやりと笑うと実にあっさりと進行した。

 高也は空鞘を扇状に振り回しながら歩いている。

 するとその周囲だけ光が消滅していった。

 一応気休めとしてサングラスをかけているが本当に気休めにしかならない。

 空鞘は判りやすく言うと暗闇でのライトの役割を果たしている。

 ただし、今はそれの逆版であるが。

 白い世界の中に景色がその空鞘によって一瞬だけ世界を映す。

 高也は顔の前に空鞘を出す事で、世界を見ることが出来た。

 よく周りを見てみると所々にトラップが仕掛けてあった。

 ピアノ線、地雷、設置された機関銃。落下してくる爆弾。

 なるほどこれでは進行できないのも頷ける。

 光の中でこの一撃必殺のトラップでは死んでくれと言っているも同然。

 トラップを潜り抜け、4階あたりに差し掛かってきた所から、攻撃が始まった。

 手榴弾が上空から雨のように降ってくる。

 空鞘とチャチな拳銃しか持っていない高也にこれらの攻撃はきつかった。

 しかも局員たちと違って訓練を受けているわけではないため、尚更きつかった。

 しかし何とか階段を上り、当然階段のトラップを潜り抜け、5階に辿り着く。

 5階でも絶え間ない攻撃とトラップが仕掛けてあり、下手に動くのは危険の極み。

 しかしもう残り時間はあまりないため、休む間のなく高也は6階、7階へと階段を上っていく。

 たかだか階段を上るだけでここまで苦労したのは生まれて初めてだった。

 8階以降は先ほどのミサイルと空爆によって跡形もなくなっていたので7階が最上階ということになる。

 高也は呟いた。

「何でたった1人の異能のためにここまで苦労しなきゃならねえんだ・・・」

 それもこれもルーシアが悪いような気がしてならない。

 スターリンがチャーチルに向けた言葉ではないがルーシアは戦争屋だ。

 高也は7階の廊下を闊歩する。

 弾丸が先ほどから掠めまくっているのがナイスだった。

 地雷が埋もれてない分わかりやすいが、それでも恐いのには違いない。

 高也はついに、最後の部屋にまで到達できた。

 我ながらすごいと思う。

 高也が最後の部屋を潜り抜けようとした瞬間、火炎が放射された。

「うわあああああああ!!」

 高也は慌てて飛びのくが少し火炎を喰らってしまった。

「か、火炎放射器だと!?」

 よく見ると入り口には火炎放射器が設置されていた。

 高也は拳銃で火炎放射器を破壊。

 生まれてこの方銃なんてろくすっぽ使ったことがないので反動がきつい。

 フランドールは怪力なのだろうか?

 高也が内部へ進入した瞬間、機関銃の弾丸が炸裂した。

 高也は不覚にも腰を抜かしてしまった。

「今すぐ消えろ」

 フランドールの声が聞こえる。

「消えてやるから姉貴を返せ」

 高也が立ち上がり、答える。

 その言葉に反応したらしく、他屋が叫んだ。

「高也!?」

「ああ、そうだよ姉さん。助けに来た」

 フランドールは発砲する。

「うわ!!」

「高也!?」

「だ、大丈夫だ」

 フランドールは高也に向かって言う。

「理不尽な無差別殺人鬼でも身内はかわいいんだな」

「待て、それは英国局長の話であって」

「だったらどうしてミサイルを打ち込んできたり、空爆を行った?」

「あれは俺じゃねえ!!」

「黙れ、責任者であるお前が責任を追うのは当然だろうが」

 高也は時計を見る。

 かなりやばい時刻を指していた。

 ミサイル到着まであと4分といったところか。

 高也は飛び出した。

 計算はあった。

 その瞬間、フランドールの短機関銃が炸裂する。

 高也は機関銃の雨のような弾丸を伏せてかわし、また突撃する。

 機関銃は結構後世に多大な影響を与えた兵器である。

 機関銃の力は当初、一つの部隊にも匹敵すると言われ、第一次大戦では敵が伝統的な騎馬戦で責めてきたのを機関銃を持って皆殺しにしたというのはあまりに有名である。

 それ以降、戦法は大きく変化し、塹壕戦や戦車、毒ガスが発明された。

 まさに機関銃は近代兵器の父とも言えるだろう。

 狙う必要などない。

 ただ引き金を引くだけで死体の山が出来上がる。

 高也はそんな初代大量殺戮兵器に空鞘と拳銃一丁で対向していた。

 

 

 

 他屋は光の中と目隠しによって何も見えなかった。

 ただ、聞こえた。

 轟く銃声。叫ぶ声。そして何か異質な轟音。

 無限に響く狂った銃声の中で高也は確かに生きていた。

 他屋は叫ぶ。

 もう、我慢できなかった。

「高也ーーー!!」

 その声に反応した高也が空鞘をその音の方向に向ける。

 それは確かに他屋だった。

「待ってろー!!」

 高也が叫ぶ。

 その声は福音となって他屋の脳裏に響いた。

 

 

 

 本当にもう時間がない。

 高也は一目散に走り出した。

 弾丸が横殴りの豪雨になって高也に向かい、襲いかかる。

 その猛禽にもにた悪魔の群れに対し、正面。

「うおおおおおおおお!!」

 高也は無差別放射する弾丸を幾多も受けながら円状に走り出し、近づいてゆく。

 フランドールの連射速度にそんな真似でどうにかなるわけもなく、高也に弾丸がかすめ、近づき、そして直撃するだろう。

 しかし決定的な事が起こった。

 高也の計算勝ちというのだろうか。

 あれだけ乱射したのだから当然、弾が切れた。

 全身擦過傷と火傷にも関わらず高也はその一瞬を見逃さず、フランドールに向かって突撃した。

 フランドールは急ぎカートリッジを差し込み、構える。

 しかしそれより早く、高也が拳銃でフランドールの腕を打ち抜いた。

 機関銃は重い音を立て、落ちる。

 射撃経験の皆無な高也が腕を打ち抜いたのはまさに奇跡といえよう。

 もっとも実際は機関銃を狙ったのだが。

「俺の勝ちだ!!」

 高也は空鞘でフランドールの心臓を貫いた。

 瞬間、光は消滅した。

 太陽の中に等しい悪魔は去った。

 いきなり原色が世界を転換したせいで眼が慣れないがそんな事気にする様子もなく一目散に他屋を目指した。

「逃げるぞ姉さん!!」

 目隠しをとられ、廃墟と化した世界に少し、仰天しつつも、その切羽詰った高也の様子にただ事ではないと察知したのだろう。

「ど、どうして!?」

「もうすぐミサイルが飛んでくるんだ!! 急げ!!」

「ミ、ミサイル〜!?」

 高也は他屋を担ぎ、ビルから何の躊躇いもなく飛び降りた。

 ちなみにここは7階である。

 下手をしなくても死んでしまう。

「きゃああああああああ!!」

 他屋は叫ぶ。

「シャトー!!」

 高也がそう叫ぶとシャトーは親指を立てた。

 攻撃機が高也と他屋を拿捕し、急上昇した。

「うおおおおおお!!」

「ふええええええ!?」

 ネットに捕えられたとはいえ、高速の攻撃機の速度に肉が千切れそうだ。

 しかし高也は見た。

 現在の攻撃機よりも何倍も早く襲いかかる、無骨に光る鋼鉄の化物を。

   

  

 

 フランドールはよろよろと立ち上がった。

 光はもう、使えない。

 それどころか体中の力が失われている。

 何と言うか・・・今や生物としての必要最低限の力だけで意識を保っている。

 ふと、空を見ると流れ星がこちら目掛けて飛んできた。

 空は、綺麗な紫色をしていた。

 銀色に光るその禍々しい物体は、寸分違わずこちらに向かって飛来する。

 それがミサイルだとはギリギリまでわからなかった。

 フランドールは最後にこう、呟いた。

「殺す事に、死ぬ事に、何の恐怖も抵抗も感じない人間の何処に、生きる価値がある?」

ミサイルは目映い光と共にフランドールを殺害した。 

 

 

 

 異形の最上位は月草である。

 では異能の最上位にランクインしている異能は誰だろうか。

 現在において人間の常識範囲を超えた異能はさほど多くない。

 代表的なものを挙げてみた。

『天地創造』。

『竜哮』

『傷つかない』。

『月の裏側』

 コレがおそらく最上位の異能になる。

 コレより格が落ちるがこれらもまた、人類が所有してはいけない異能といえるだろう。

『月の司祭』。

『クエーサーウィッシュ』。 

『言庭』。

『夢の庭の殺し屋』。

 いずれも人類において凶悪な能力であり、中には惑星1つ破壊する能力も存在する。

 しかしこれらの所有者で能力を乱用するものは傷つかない所有者、水村イヨウ(駆除済み)。月の裏側所有者、葉山光子。言庭所有者、影無真の3名。

 天地創造所有者、林鬼年秋、津西御加郎の2名はすでに死亡しており、竜哮所有者、モシュ・ラーカーは6世紀も前の人間であり、月の司祭、ティリシア・ロワイロット・ジュイゾ・ラ・ムーンはIEEO公認の異能のため、なんら問題はなく、クエーサーウィッシュは現在異能宝石に改造されており、IEEOが保管している。ちなみに夢の庭の殺し屋は夏御蜜柑が公言しているだけで、その異能の真偽は不明である。

 なんでも銀河の2つや3つは消滅する事ができるらしいがまったくもって胡散臭い。   




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